1枚から作れる!スポーツウェアに最適な「ラバー転写プリント」と制作事例の紹介
2026年、各種スポーツも開幕戦を迎える時期ですね。Factory antにも、スポーツウェアにスポンサーロゴを入れてほしいという依頼が毎年あります。今回の作例は「FIVE CORE JAPAN RACING」金澤選手の2026年用レーシングスーツと、アンバサダーの衣装に「ラバー転写プリント」加工でスポンサーロゴを入れました。
ラバー転写シートが
スポーツウェアに広がった理由
ラバー転写プリントは「専用のポリウレタン(PU)やビニール系のシートをデザインに合わせて切り抜き、熱プレスで生地に圧着する」プリント方法です。そのルーツは1977年、現代のラバーシートの先駆けとなる薄くて軽い製品が開発されたことに遡ります。同時期の欧州サッカー界でのスポンサー解禁も重なり、重いワッペンや刺繍に代わって、選手の動きを妨げない「軽さ」と「視認性の高さ」からスポーツウェアの分野で急速に普及しました。現在では素材技術が進化し、伸縮性や耐久性に優れた、アパレル業界の標準的な加工方法のひとつとなっています。
幅広いシートの種類と
インクプリントとは違う質感
Factory antでは用途に合わせて数種類のシートを使い分けています。ラバー転写プリントは、ゴールドやシルバーなどのメタリックカラー、蛍光色、反射材(リフレクター)、グリッター(ラメ)、フロッキーや立体シートなど、特殊な機能性を持つシートが多数存在します。インクを載せるプリントに比べ、表面が完全にフラットでエッジがシャープに仕上がるのが特徴です。メタリックの輝きやグリッターのキラキラ感が際立つため、ステージ衣装などに使うのも非常に有効な手段です。
インクでは表現できないラバーシートの種類は多い
グリッターやフロッキーのシートならではの質感を活かしたオリジナルアパレル。インクプリントとは一味違う、強い輝きや立体感が特徴
カッティングプロッターとレーザー加工
入稿デザインで使い分け
基本的な加工方法は、シートを「カッティングプロッター」の刃で切り抜き、不要な部分を取り除きます。できたシートを衣類に熱転写して完成です。刃で切る性質上、1mm以下の細かく入り組んだ文字などは切り抜くことができませんが、Factory antではプロッターで対応できない微細なデザインは「レーザー加工機」を使って再現します。かなり細かい文字まで再現可能ですが、接着面積が少ない分、摩擦などで剥がれやすくなる側面もあります。
フルカラーのラバー転写の特徴
フルカラーロゴの場合は「プリント用の白いラバーシート」にデザインを印刷をしてデザインの周りを切り抜いて転写します。白フチ付きのロゴマークが入ったスタッフウェアなどを街中で見かけませんか? そのウェアは「プリントラバー転写」で作られた可能性が高いです。
ラバー転写はシートを切り抜くので、もしフチをギリギリに設定してしまうと、ほんの「わずかなズレ」でデザインが欠けてしまったり、逆に必要の無い余白が出てしまったりします。「わずかなズレ」が発生しても不自然にならないように余白を付けて加工します
長く使うための注意点
注意点として、プリント面を裏返したり洗濯ネットに入れたりせずそのまま洗ってしまうと、他の衣類との摩擦でエッジ部が引っかかり「剥がれ」の原因になります。十分な耐久性はありますが、ややデリケートな扱いが必要です。
もし剥がれた場合はアイロンなどで熱をかけてプレスすれば治る場合もあります。スポーツウェアなどでスポンサーロゴの入れ替えリクエストもいただきますが、元のロゴあとが少し残りますが入れ替えが可能なのも特徴です
FIVE CORE JAPAN RACING
「FIVE CORE JAPAN RACING」は2025年に発足した新しいレーシングチームです。「FIVE CORE JAPAN RACING」は2025年から、ドライバーの金澤選手とは2016年頃からのお付き合い。Factory antも微力ながら応援しています。
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「こんなリメイク自分もやってみたい」「AIで出したこの画像プリントできる?」など、あなたの素直な感想やアイデアを、ぜひ公式LINEから聴かせてください!